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2012/08/19

夏休みが終わり




 長かった夏休みも明日をもって終わりです。今年は仕事始めの前にノルウェーに戻ってきたので、時差の調整も出来身体が楽な感じです。
 これで万全月曜日から仕事が始められます。
さて、今回帰省中は初期は風邪で調子が悪かったせいで、約5週間の帰省が実質3週間という感じになってしまいました。
折角のお休みもベットの上で悶々とすごす日が多かったのですが、今となってはあの時間も必要だったのかな、と十分時間を使えずに不完全燃焼で帰ってきてしまった自分を慰めています。
でもこうして写真を見ながら振り返ってみると、結構色々なことができました。
まず帰った早々、毎年恒例となっている”わんこの集まり”には悪天候の中、沢山の飼い主さんとわんこ達が集まって頂き、本当に嬉しかったです。新しい飼い主さん&可愛いワンとも知り合えましたし、以前から知っている子達にも、1年ぶりに会えるのは嬉しい限りです。今年は帰省前に我が家の愛犬メルが旅立ってしまい、帰るのが正直怖かったです。やはり今までいてくれた子がいないのは、空っぽでとても寂しいもの。でも、このワンコの集まりのお陰で、そんな寂しさも吹き飛びました!!来年も皆の可愛い顔をみれたら、と思っています。
 (写真中央はアイリッシュセッターのレイアちゃんです。12歳になりましたがまだまだ元気です。毎年会えるのが楽しみです)

  管理人とは北海道、神戸と盲導犬訓練所を訪問し、神戸では異人館にいけましたし、レンタルドレスも着て写真撮りもして、大変楽しかったです。ウェディングドレスとはご縁がなさそうだったので、ここでのドレス体験は良い記念になりました。初めは乗り気でなかった管理人にも結果勧めてよかったです(笑)恥ずかしいので写真は公開はいたしませんが、この写真は一生物なのではないかしら。。。ははは
  
 それにしても今年の夏は不思議なお天気の夏でしたね!前半は雨が異常に多くて肌寒い日が続いていました。北九州地区でも豪雨で沢山の方たちが水害にあわれましたね。静岡も結構な降水量でしたが、大きな被害にならずにすみました。でも雨が沢山ふったせいか、湿度も生半可なものではなかったですね。我が家でもこの湿度のせいで、猟犬豆(写真右上)が初めて中症になりました。 
 夜中にすごい咳のが聞こえ、私とハンター父と見にいったら、下痢と嘔吐。本人はこれ以上口をあけられない!といった具合でうろうろしていました。一目で熱中症だと思い、すぐに私の知識の範囲でできるだけの処置をしました。
 参考になるかもしれないので書きます。
 ・バスタオルを用意し、体に直接かける、その上から水を全体にかけて脇などにもかかるように する。
 ・冷たい氷の入ったのみもの(スポーツ飲料がベスト)を用意し、犬が飲みたいだけ飲ませる。このときに犬が氷を食べない場合は、牛乳を香りつけ程度にいれる。この時我が家にはスポーツ飲料がなかったので、代わりにカルピスウォーターを飲ませた。
  ・ビタミン剤を飲ませる。
 口の中に指をいれると、体温がある程度わかるので犬の体温が下がってきたら、昼間なら獣医さんにしっかり診てもらいましょう。自分の家でできる応急処置のほうが体温をさげるのには病院につれていくより早いです。ただもし、もう犬が泡を吐いたり、ぐるぐるまわりだしたりしたら、即獣医さんに連絡しましょう。
 豆は幸い最悪の状態ではなかったので、自分で応急処置をしました。胃への損傷も激しいそうですが、やはり体の熱を下げるには口から冷たい飲み物をのませて、体温を下げるのが一番早いです。ハンター父も長年犬を飼ってきて、今回のようなことがあるのは初めてで正直驚いていました。しかも我が家は田舎なので、静岡市内より1,2度気温が低いにも拘わらず、今回のような事態になりました。原因の一つには豆の先天的な呼吸器の問題にもあります。でも梅雨時期の湿度や夏の湿度は犬にも辛いもの、人が考えるより簡単に体温があがり、間に合わない事態になりかねません。しっかりとした飼い主側の認識も大事でしょう。
 冷房をつかっているから大丈夫、と良く聞きますがこれは勘違いです。実際役に立つのは温度の低い冷房ではなく ”除湿”です。冷房をそれほど低い気温にしなくても、除湿機を使っていれば犬の呼吸は相当楽になります。このことを頭に入れ、ワンたちの健康を守っていきたいものですね。

最後になりましたが、写真の上部はハンター父との伊豆への日帰り旅でした。新東名も開通しドライブも時間が大幅に短縮できるようになりました。今回は急に私がハンター父にせがんで、伊豆へのドライブが決行されました。ハンター父には6歳ほど離れた姉がいて、その伯母は南伊豆に住んでいます。今回の帰省中に伯母が電話をくれ、もう10年以上も会っていない伯母に会いたい!という私の希望が、今回のたびの発端でした。
伯母の電話では我が家にある、祖母方の古い写真が欲しい、とのことでした。この写真は(右上)
祖母の実家、家族の写真。右から2人目が祖母です。写真の中の祖母はまだ愛らしい少女で、思ったより可愛い祖母に驚きました。祖母は私が3歳の時に亡くなったので、私の中の記憶はお葬式の時、棺に入っていた祖母だけです。幼かった私には、何故祖母が不思議な白い着物を着ているのか、いつもは頼もしい父が泣いているのかわからず、不思議で不思議でたまらなかったのを覚えています。
 ハンター父は大変家族思いなのですが、 表面にだしません。根っからの昭和の男です。
しかも、この写真を見ても今いち誰が誰なのか?わからないらしく。。。全く聞いても役に立ちません。そこでこの伊豆の旅。なんと祖母の妹2人が健在なので、ここにも突撃訪問することにしました。
 私も何度か面識がありますが、あまり記憶がありません。ということでこの際、皆まとめて伯母訪問をしました。初めは乗り気ではなかったハンター父も、決行満更でもない様子で、やっと重い腰を上げこの日帰り旅が遂行できました。
 結論!行って良かったです。伯母達の嬉しそうな顔は忘れられません。中でも一番高齢な伯母はもう外出もままならないので、突然の可愛い甥”あきらちゃん”の出現に大喜びでした。良い年した父が急に少年のような顔に戻ったのも、なんだかタイムスリップしたようで不思議でした。
 
この伊豆の旅はノルウェー出発の2日前でした。実家を去る寂しさもあった私ですが、この一日みっちり”あきらちゃん”と過ごせましたし、美味しい手打ちお蕎麦も食べ、喜ぶ伯母たちに会え本当に素敵な一日旅が出来良かったです。
 帰路には豆、桜の実家にもご挨拶しました。9月末にはまた子犬が産まれるそうで、ハンター父はうきうきしながら、新しい子犬を飼う気で帰り道、バンバンとばしながら帰ってきました。
11月頃には我が家に新しい家族が増えているかも。。。なのです。
あ~名前かんがえなくっちゃ(笑)

最後になりましたが、夏の間お世話になった皆様本当にありがとうございました。
多分また来年の夏に出没しますので、宜しく御願いしま~す。

  写真右下の乞食のような人間は私です。
エアー縄跳びを試していたら、犬たちが一緒に跳んでくれました(笑)