お正月も明け、仕事が始まった。2009年のクリスマスの時期に引き渡した優等生ゴールデン女の子オンニーの訪問訓練の為、1泊2日でノルウェー真ん中あたりに位置するTrondheim(トロンハイム)ヘ行ってきた。
ここは本当に寒い土地で、ひどいときはー25度ほどになるそうだ(川がほとんど凍ってます!)。クリスマス前は雪もドッカリ降り、寒かったようなのだが、私が行った時にはー7度程度で思っていたより気にならない寒さだった。
ユーザーのThore Jhonney(トーレ・ヨンニ)はとても聴覚の優れた人で、犬と共に歩いていても建物の気配や、車、さらに電信柱などの存在を音で判断し、認識する!これには本当に感心する。このような聴覚の優れたユーザーはそれほど多くはない、彼のように地理感覚も優れ、聴覚にも優れていると行動範囲が自然に広がる。その為、犬に要求する仕事も幅広い。そんな彼にピッタリな優等生でまじめなオンニーは彼の歴代の盲導犬の中でもピカ1だと褒めて貰った。
彼のパートナーが飼いはじめたフィンランドの犬、ラップ犬と2頭で仲良く生活している。
優等生の彼女を訓練したのはたった3ヶ月。思い返しても、訓練で難しかったことなど全くなかった。
あの時は同時に我侭プードル、ダルウィン王子を訓練していて苦労していた反面、彼女の優等生ぶりに随分助けられた記憶がある。
ゴールデンは一般的に土地感が優れている、彼女も道を細かく覚えているので、雪で覆われてしまった歩道も、検討を自分でつけてユーザーを導く姿は本当に感心する。
私とはほぼ2年ぶりの再会。愛玩具のサルのぬいぐるみを咥えて嬉しそうに出迎えてくれる姿は愛らしかった。載せた写真と撮
左の写真は泊まったホテルの前のBRYGGEN(ブリッゲン)
ベルゲンにも有名なBryggenがあるけど・・・。ここにもあった。